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リオに舞い降りたオリンピック2016

  • 2009.10.03 09:01 AM

いやー、リオに決まりましたね!2016年オリンピック。
ほんとにめでたい!

ブラジル時間では金曜日正午過ぎに結果が出たのですが、
午後の仕事が始まったばかりのオフィスで感極まってしまいました。

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上の写真はリオの様子です。

日本のメディアではブラジル中が歓喜に満ちているというようなことが言われているようですが、
ここサンパウロ市内では、、、いまいち反応は薄く、「おいおい、リオに決まったんだぜ!もっと喜ぼうぜ!!」と
自分から叫びたくなってしまうほど、冷めてたような気がします。まるで今回惨敗の東京のよう。

職場の同僚たちも、
「あんな危険な町でオリンピックなんてできない。」
「カリオカの仕事の遅さだったら今から工事を始めても終わらないわよ」などなど、散々な言い方。
前日夜のフットサルでも友人たちは、
「2014年ワールドカップで十分。これ以上おれたちから税金を取らないでくれよって感じだぜ。」
「やっぱ東京だよ東京。」という冷めたコメント。

半分冗談と分かっているとはいえ、
パウリスタ(サンパウロ人)のカリオカ(リオ人)に対するライバル心とは根深いものです。
改めてここサンパウロは自分にとってアウェイなんだと実感しました。笑

というわけで、今日はカリオカ的にこのオリンピック決定について書きます。

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「2016年はリオ」とアナウンスされた瞬間、リオのコパカバーナ海岸はこんな様子だったようです!
平日の真昼間にこれだけの人が集まる街、リオ。素晴らしい。
多分この中に"勤務中の"公務員はいっぱいいるはず。
彼らは会社の上司がこのテレビを見ていたらどうしよう・・・とかは考えません。笑

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コペンハーゲンの会場ではKingペレ様(右端)もこの通り!
こんな表情、巨人の星、飛雄馬しかできないと思ってました。

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ルーラ大統領も「今日は神に捧げる日だ。たとえ今命を失ったとしても、私の人生は十分に価値があった」と
号泣してしまい、ブラジルオリンピック委員会会長のNuzman氏から慰めのキスを贈られる場面も。

来年2010年で任期を終えるルーラ大統領。
2014年ブラジルワールドカップに続いて世界的ビッグイベントを手にしたルーラ政権。
彼の強運さは、彼のこんな素直なところからくるのかもしれません。


今回のリオのプロモーションビデオです。
完成度高いです。と思ったら、プロデュースはあの「City of God」などの映画監督、Fernando Meireless氏でした。
様々な日常の音のサンプリングをつないで映像にシンクロさせる力量はやはり天才的ですね。
ちなみに、このビデオで使われている"Cidade maravilhosa(素晴らしい街)"という音楽は、
カリオカならばマストで歌えなければならない、カリオカのカリオカによるカリオカのための伝統曲です。
15年前、日本人学校の音楽の授業でブラジル国歌とランバダと共に覚えさせられました。
今思えば、教えてくれた音楽の先生にはほんと感謝です。

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プレゼンで発表されたマスタープランです。
オリンピック会場は、メインスタジアムこそマラカナンですが、
オリンピックセンターなどはやはり土地に比較的まだ余裕があるBarra da Tijuca以西近郊です。
LagoaやMaracana付近はおそらく既存の施設をアップグレードさせるのでしょう。

大体端から端まで45分前後でしょうか。ただし、これは渋滞がなかった場合です。
リオもサンパウロほどではありませんが、渋滞が多い街です。
その辺の交通機関の整備は一つのキーワードでしょうね。

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Barraの土地に建設予定のオリンピックセンター。
ここ20数年で劇的な発展を遂げているBarra地区。
道路幅を拡張するなど、なし崩し的に対処してきたようですが、
いい加減に自動車、バス以外の交通網を整備しないととんでもないことになるでしょう。
特にコパカバーナ、イパネマからのアクセスは20年前と何も変わっていません。

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とはいえ、2014年ワールドカップに続いて2016年オリンピックをも射止めたブラジル。
リオ州近郊で見つかった石油も採掘可能であることが判明するなど、資源面においても
いよいよ永遠の未来の大国が目を覚ましつつあることだけは確かかもしれません。

でも、いくら国力が加速しても、こんな↑お国柄、国民性だけは変わって欲しくないス!


さて、本日のオマケはカエターノ様によるCidade Maravilhosaです。
あー、もう酔いしれちゃいます。


余談、かつ結果論ですが、日本が東京案ではなく福岡案で勝負していれば
もっと可能性があったと思わざるを得ません。
某都知事がでしゃばりすぎですね。

Comments:10

sonia 2009.10.03 11:42 AM

東京の落選はちょっと悲しかったけれど、南米初の開催は必然だっただろうなあ・・・と思ってます。街をあげての喜びようをみて完敗と思いました。東京だったら「祝賀会会場」限定だったかなって。

ラグビーのワールドカップが2019年日本開催が決まって(地味に)、
その3年前にオリンピックが開催されるのをちょっと期待してたのでした。
でもブラジルは国技サッカーのワールドカップに続いてかあ・・・。

街はそれに向かって変わるんでしょうかね?日本が、あの時代なくしたものがたくさんあるだけに、気になるところです。

もりや 2009.10.03 01:35 PM

ん~QueSaudade!
このプロモ最高だね!
涙出そうになった!
Bejo XXXXXXXX!

wakana 2009.10.03 10:35 PM

リオ、おめでとう!
ホンマ、東京はなぜいま東京で?という説得力が全くなかったし、これだけ市民が支持をしていないんだから当然の成り行きやったね。「緑、エコ」ってのも、東京で言っても無理でしょう。

ルーラが泣いたのをみて、私も感動。リオほどの気迫は他のどの候補地にもなかったわ。これから大変だろうけど、新幹線やらW杯やらオリンピックやら。うーん。キラキラ!

ルーラは運をひきつける力があって、それがなんだかんだあっても、大統領として一番必要な素質なんでしょうね。

pe 2009.10.04 07:20 AM

おめでとう、リオ。
カエターノの歌声。素晴らしい。
ずっと聞いていたかった。

リオ。
魅力と不安の混ざりあう街。


W杯。オリンピック。
みんなで集まって。ブラジルで盛り上がりたいね。

スミサト 2009.10.05 02:26 AM

いやー、リオでの開催嬉しいですね。
東京に決まるよりも、もしかしたら嬉しいかもしれないです。
プロモーションの映像も素晴らしいですね、僕もブログで紹介させてもらいました。
リンクもしていますので、ご迷惑だったらおっしゃってください。

hayatao 2009.10.05 08:42 AM

>soniaさん
東京の冷め具合はこちらのニュースでも放送されてましたよ。
やはり市民の後押しは大きいですよね
週末のテレビはオリンピックのことでもちきりでしたー。

ラグビーワールドカップって日本でやるんですね!

hayatao 2009.10.05 08:45 AM

>もりやさま
いいよねーこのPV。
Cidade Maravilhosa!!!!!

hayatao 2009.10.05 08:52 AM

>wakana
そうそう!東京の場合、コンパクトオリンピックというコンセプトがいつの間にか「緑、エコ」に摩り替わってて、なんか一貫性がなかったよね。
それはさておき、新幹線も必要かもしれないけど、サンパウロに住んでいると、もっと地下鉄やトラムなどの路面電車を増やしてくれよ!って思うよ。カーシェアリングもこの国では治安の問題があるから不可能だしねー。
ルーラの一番の良かった点は「専門外のことについてはプロに任せて何も手を出さなかったことだ」とあるコメンテーターが言ってたよ。

hayatao 2009.10.05 08:55 AM

>pe
おー久しぶり!
カエターノの声はほんとにうっとりしちゃうよね。
同じ曲でも全然印象が変わるよね。

2014年、旗振って待ってます。きっと潤ウサギが企画してくれることでしょう。

hayatao 2009.10.05 09:04 AM

>スミサトさん
いやはや、リオでよかったですよね!
リオって都会なんですけど、市内は割とこじんまりしていて、
何よりも地元の人との距離間がないっていうのが良いところですよね。パウリスタライフからカリオカライフへ早く復帰できるよう、頑張ります。
リンクありがとうございました!

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